夜空

2008年3月9日
東京の空は真っ暗。
ネオンとか、街灯とか、マンションとか、そんなんのもっと上の話。
お星さまは二つしか見えない、私のうちの周り。

恋人に会った。
最初は怖くて怖くて仕方がなくて。
けど、毎週のお出かけじゃなくて、久しぶりにずっとずっとスローに近くにいて。
お互いマイペースにぼぉっとして、けど同じ空間。幸せ。

地元のお空はいつもきらきら。
瞬くお星さまを数えて、冬の寒さなんて感じなかった。

ある時出会ったある人。偶然に同じ地元。高校も地元。ライバルな方だったけど(笑)
彼のエネルギーは土から空から。
けれども東京は空から。
東京の「地」からエネルギーとったら、あたし壊れそう。
あたしも「空」から。

何故だろう。池袋の青空が好き。
ビル、雑踏、電線。
都会の殺伐感の中に苦しんで目に入った真っ青な空。
池袋に通っていた日々は本当に逃げ出したかった日々。一人ぼっち。自暴自棄。理解しても動かない身体。
私が吸い込まれていた青空。

きらきら瞬く夜空は、中高生だった私の活力だった。
文句も言わず塾の迎えに来てくれた父親に感謝し。
寒空ずっと見ていた空。
群馬の紺色の空。
時に受験生の私を包み込み、時に失恋の涙を包み込んだ。
私にとって大事なものは私じゃない。
けど、夜空はあたしのもの。

明日帰省します。
また、瞬く星空に包み込まれます。
夜空は好きです。
実家はちょっと怖いです。
また「駄目」って言われるのが怖くて。
運転は交渉してさせてもらうけれども。
高速駄目。山道駄目。ドレス作り無理。車庫入れしなくて良い。ピアノ発表会出るな。
全部出来ました。こっそりしたり、泣き喚いてしたり。本当は暗譜できてたり。ドレスは母親が認めるくらいちゃんと出来たし。本当はもっと完璧にしたかったけど。
怖かった。そして今も怖い。
いきなりきた試練、甲状腺触診。
いきなりすぎてテンパった結果「ひよこにもなれてないから出来ないよね」
他の人みんなできない。けど私、得意なのに。。。

怖い。けど大切なんです。
家族大切なんです。
涙出る位大切なんです。
けど、ハグは欲しいんです。

お星さまは瞬いている。
私と会話しているように。
何光年前の光とか、あたし、そういうのよく分からないけど。
(地学がめちゃめちゃ苦手。もうあの人のせいです!永遠に愛するあの人のせい☆)

私に必要なのは鈍感力。

私が親だったら私をこういう風に育てない。
けど、やっぱし、本当に大切。
自分を傷つけても家族は傷つけたくない位大切。
 
喉頭に違和感。大腿に違和感。
人参酒による温かさ。
今の私に必要な鈍感力。
返事は全て「はいはい」に決定。(渡辺淳一「鈍感力」参照)
口先だけでないまったりとした生き方したい。

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