もやもやもや

2008年5月10日
「少しでも人を幸せにしたい」
これが中学時代のあたしが言ってたこと。医師を目指した理由。
大学に入ってすぐ「医学部に入ることが目的とならないようにしよう」
と思っていた。

私はもどかしい。
私は大切な人を一人でも助けられただろうか?
誰一人に対しても力になれていないと思う。
自分は無力だ。
家族、親戚だけでなく、親の知人の子供など。
子供たちのマイナーな疾患に対しても何もできない。
強角膜症にコラーゲンの欠損。
生まれた時に決定されたこと。
それに大人たちのヘルニアに肝癌、高齢による骨粗しょう症に伴う廃用症候群。
私が何が出来るのだろう?

将来、医師となったら、果たして家族を大切な人を守れる医師になれるのだろうか?
将来、患者さんを助けても家族を助けられない、なんてことにならないだろうか?

自分の無力さを感じるたびに、答えのない問いに頭を抱えずにいられない。
私には身近に見本がいない。答えが出せるほどあたしは大人じゃない。

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